象は人間には聞こえない20ヘルツ以下の周波数で話し合う。これを超低音を記録できるマイクを使って、ケニアのサファリに居る象の群れに近づき、会話を録音した。この様子を映像とともに捕らえ、コンピュータで分析する。象の生態を30年も研究しているドイツ人学者が会話の内容を説明していたが、なかなか説得力があった。
「わたしは向こうへ行く」「わたしはここに残る」「じゃあ、わたしもそうする」などと話し合う。
超低音で話し合う動物は、象のほかにはクジラしかいないという。
身体が大きいので、超低音が出せるから。
空気を振動させて音を出すスピーカーのことを考えた。
スピーカーから低音を出すにはスピーカーは大きくなければならないが、最近のオーディオ用スピーカーは小さくなりつつある。それで、本当の低音は出せるのだろうか?
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